身体も心も整う、おだしを通じた“幸せのつくり方” 茨城県下妻市の「おだしサロン」の魅力とは?



ひと
自宅のキッチンでお出汁をドリップする菊地さん

茨城県下妻市のご自宅で「おだしサロン」を営む、菊地裕子さん。高校生と中学生の育ち盛りの息子さんを持つ母でもある菊地さんは、約18年にわたり「おだし研究家」として活動し、現在は、料理から美容まで、おだしを通じた“幸せのつくり方”を伝えています。おだしの魅力、こだわりなどをお伺いしてきました。

原点は「離乳食」から

活動の原点は、息子さんの離乳食でした。素材そのものの旨味を追求し始めたことが、おだしの世界へとつながっていきます。2010年には、つくば市で友人とともに「親子料理教室」をスタート。その後、自宅教室へと発展させました。活動を続ける中で、菊地さんは「世界一美味しい」と感じた、石川県金沢市の鰹問屋が手掛ける仕出し向けの出汁と出会います。料理教室の参加者からの声にも後押しされ、オリジナル商品「デイリーだし」を開発。ロゴやパッケージも自らプロデュースし、2022年からはインターネット販売も開始しました。

かつお、昆布、うるめいわし、さばなど、天然100%のシンプルな素材のみ使用した「デイリーだし」

「デイリーだし」は、独自製法によって旨味を凝縮。材料にかつお、昆布、うるめいわし、さばなど、天然素材100%のシンプルなもののみを使用していることが、大きなこだわりです。「デイリーだし」をきっかけに、料理教室も「おだしサロン」へとブランディングを変更しました。

ご自宅の玄関には、「おだしサロン」の看板が

「おだしサロン」で自分も家族も「整う」

「おだしサロン」と聞くと、高尚な料理教室をイメージするかもしれません。しかし菊地さんの想いは、「頑張っているお母さんを少しでも楽にしたい。子どもたちにこそ本物の味を伝えたい。ひとり暮らしの方にも、ホッとするごはんを食べてもらいたい」という、とても温かなものです。

対面での料理教室も、年に数回実施しています

参加者からは、「頑張っていないのに、こんなに楽になっていいんだ」「シンプルだけれど、自分だけでなく家族も整う」といった声が寄せられており、その変化が何よりの喜びだと話します。「ズボラな人や忙しい人ほど参加してほしい」と笑顔を見せます。

料理教室では、旬の素材を生かした料理が並びます

また、コロナ禍を機に教室は、オンラインサロン「odashi salon」へと移行。現在は約30名の会員が参加しており、近隣の方の利用も多いそうです。月1回の30分個別相談をはじめ、20分間のライブレッスンやSNSでの簡単レシピ発信など、一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。

さらに、サロン内のビューティークラスでは、元美容部員の経験を生かしたメイクレッスンも好評です。食やスキンケア、美容、心の整え方なども発信しています。美容部員として忙しく働いていた頃、自身の心の状態が整っていないことに気づいた経験から、旬の食材を食べたり季節を感じながら暮らすことの大切さを改めて実感したといいます。

料理教室では、旬の素材を生かした料理が並びます

今後は、自身の体験をまとめた本の執筆も計画中です。「食べているものが身体をつくる」という考えのもと、忙しいお母さんたちが無理なく家族の健康と美しさを守れるよう、これからも活動の幅を広げていきます。

おだし研究家 菊地裕子「おだしサロン」
所在地: 茨城県下妻市下妻乙
営業日時:10時~17時
HP:https://kikuchiyuko.com/
インスタ:Instagram
駐車場:あり

特 集

feature


特集一覧を見る