茨城県下妻市数須の「道の駅しもつま」にある下妻食堂「陽陽」で、お勧めの料理をいただいてきました。
下妻食堂「陽陽」は「道の駅しもつま」の南の端にあり、和、洋、中が揃った豊富なメニューを提供しています。扉を開けると券売機があり、たくさんあるメニューから食べたいものを選びます。どれもおいしそうで迷いに迷った末に、もつ煮込みや豚汁がお勧めと聞いたので、「福よ来い 納豆・もつ煮定食」(1080円)を注文しました。
カウンターの向こうの女性に食券を手渡し、待つこと数分、出来上がりです。
量多めのごはん、みそ汁、もつ煮込み、冷ややっこ、白菜キムチ、そしてひと際存在感を放っていたのが納豆です。道の駅に併設された工場で製造された、わらつと納豆の「福よ来い」です。
唐辛子を振りかけて、まずはもつ煮込みからいただきます。スープはみそ仕立て。大きめに切られたもつはじっくり煮込まれていて柔らかく、もつ特有の風味を消すのではなく、上手に生かしている印象です。ビールか日本酒が欲しくなります。
ごはんを二口、三口食べて、次は納豆に手を伸ばします。
「水戸納豆」で知られる茨城県に生まれ育ったとはいえ、わらつと納豆を食す機会はあまりありません。どこか懐かしい気持ちでわらを開きます。中には小粒の納豆がぎっしり。120グラムも入っています。スーパーなどに並んでいるパックの納豆は40~50グラムですからおよそ3人分になります。大豆は地元下妻市産です。
納豆を器に移し、タレと薬味を入れて、はしで手早くかき混ぜること1分。白い糸が引いて、食べ頃になりました。これを、8割ほど残っているごはんに豪快にぶっかけて、かき込みます。納豆は小粒ながらしっかりした食感があり、風味も上々。ただし120グラムは多いので、同行者がいればシェアするのもありでしょう。
ここまで食べて、豚汁を頼むのを忘れてしまったことに気付きました。豚汁は単品でも290円で注文できますが、お腹も膨れてきたので、次回の楽しみに取っておくことにしました。
もつ煮と豚汁は、冷凍にしたものをテイクアウトすることができます。もつ煮が450円、豚汁が290円。「福よ来い」も、わらつとはもちろん、パック入りの商品も道の駅で販売されています。
「陽陽」は午前7時の開店です。定番の朝メニューや朝ラーメンほか、朝からがっつり食べたい人にも軽めに済ませたい人にも対応しています。
ごちそうさまでした。