スタートはリヤカーから　煮イカや焼きそば、屋台メニューを味わえる「かどや」　お祭り気分を楽しめます　茨城県境町

屋台メニューを店内で味わえる「かどや」

煮イカや焼きそばなど屋台メニューを店内で味わえる「かどや」（茨城県境町長井戸）は、いつでもお祭り気分を楽しむことができて、子どもからお年寄りまで幅広い年代に愛されています。

メニューは煮イカ（並800円、特大1000円）、焼きそば（並300円、大500円）、お好み焼き（500円）、フランクフルト（150円）など。テイクアウトも可能です。今回は人気の煮イカと焼きそばを紹介します。

酒のつまみにたまらないと好評の煮イカ

店の名物である煮イカは、並を注文しました。塩漬けのイカを水で戻し、塩抜きをした後に煮込み、赤く色を付けます。柔らかく、ほのかに塩の味がしてマヨネーズに合います。お客には酒のつまみにたまらないと好評です。

麺が柔らかく食べやすい焼きそば

続きまして焼きそばです。胃袋の空き具合を考えて、こちらも並にしました。麺と紅しょうが、青のり、キャベツだけのシンプルな焼きそばは、ごまかしの利かないおいしさ。食べ始めると箸が止まりません。青のりの香ばしさは、まさに屋台の味そのもの。麺は柔らかめで、とても食べやすく感じました。

創業当時はリヤカーで販売

かどやは、1955年創業。当時は初代が屋台メニューをリヤカーに乗せて販売していました。二代目となった、初代の娘さんが、1970年代ごろに店舗での販売をスタート。現在までに３回建て替え、2021年にリニューアルオープンしました。リニューアル後は二代目の娘さんが三代目を継いで営業しています。

かどやのカウンターに立つ栗田修さん

煮イカと焼きそばを提供してくださった三代目の夫、栗田修さんは「当店名物の煮イカを目当てに群馬の高崎、館林、栃木の小山からも来ていただいてます。煮イカをきっかけに北関東を盛り上げていきたい」と話しています。

かどやでは、夜にお酒も提供しています。営業時間が19時までの場合、19時を過ぎてもお酒を飲む方がいれば21時半ごろまでは営業するということです。