桐生市
両毛線で10年ぶりに走るSL「C61」(JR東日本高崎支社提供)

両毛線で10年ぶりにSLが! 八木節にキッチンカー、グッズ販売とイベント盛りだくさん 群馬・桐生市



JR東日本高崎支社は24、30の両日、群馬と栃木を結ぶJR両毛線で約10年ぶりに蒸気機関車(SL)を運行します。桐生駅(群馬県桐生市)では地元の桐生織の展示や八木節を披露するイベントも開かれます。列車の到着に合わせたおもてなしもあり、盛りだくさんです。

運行するのは高崎―桐生間を結ぶ臨時列車「SL/EL レトロぐんま桐生」です。旧型客車をSL「C61」や電気機関車がけん引する列車で、両日1往復ずつ運行します。

既に列車の乗車券は完売していますが、沿線ではイベントが予定されています。桐生駅では両日、「SL桐生まつり」を開催。地元の「桐生八木節連絡協議会」などによる八木節の上演や桐生清桜高校和太鼓部による演奏、名産の桐生織の展示があります。キッチンカーが出店したり、鉄道グッズを販売したりなどもあります。

下りの「SL レトロぐんま桐生」では両日、途中停車駅の前橋、伊勢崎、桐生の各駅で地元の生徒や団体によるお出迎えが予定されています。24日は上りの「EL レトロぐんま桐生」が桐生駅を発車する際、桐生市長や桐生駅長が出発合図をして八木節を上演してお見送りをする出発式を行います。こちらは乗車券がなくても入場券を購入すれば観覧できるとのことです。


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