性の話題って、なんとなく口にしづらい…。そんなテーマを“本音で語り合う”イベントが栃木県小山市で開催されます。
10月11日(土)、小山市塚崎にある特別養護老人ホーム栗林荘にて行われる「性と人生のホンネ 対話イベント」の参加受け付けが行われています。
性の話題をもっと身近に
今回のイベント「性と人生のホンネ 対話イベント」では、性に関する幅広いテーマについて語り合い、包括的性教育の大切さを知るきっかけを作ります。
包括的性教育とは、身体や生殖のしくみだけでなく、人との関わり方や思いやり、性の多様性、ジェンダー平等などを含む教育のことです。
日本では長年にわたって性教育が後回しにされ、生殖のしくみを学ぶ程度にとどまってきました。そのため、望まない妊娠や性暴力などの問題にもつながっています。

出前講座のようす
でも本来、性を学ぶことは“自分と相手を大切にする力”を育むこと。なんとなくタブーとされる性の話題ですが、体も心も健康的な選択をするための知識や価値観などを身につけることが欠かせません。
地域に広がる対話の輪
イベントを担当する「SRHRとちぎアクション」は、チャリティーイベント「ホワイトリボンラン」の小山拠点運営や出前講座などを通して、性への理解を広げてきました。
「今後は10~20代への啓発に加え、親世代の理解と知識のアップデートを進めていきたい」とメンバーは話します。

ホワイトリボンラン小山拠点の活動
イベントへの参加は無料で、定員30人。参加申し込み・お問い合わせは、SRHRとちぎアクションのInstagram(@srhr_tochigi_action)へのDMか、メール(srhr.tochigi.action@gmail.com)で受け付けています。
誰もが安心して“性と生き方”を語れる社会を目指して。この機会に、あなたもホンネで語り合って見ませんか?
期日:2025年10月11日(土)
時間:10:00~12:00
場所:特別養護老人ホーム 栗林荘(栃木県小山市塚崎463-1)