栃木県小山市のベーカリーカフェ「OLEA」で3月10日(日)、子どもたちが手作りの商品を販売するイベント「こども商店街」が初開催されます。どんなイベントなのでしょうか。出店してくれる子どもたちを募集しているとのことで、内容を聞いてみました。
このイベントを考えたのは…
主催は「オヤマ・マルシェスリーピース」。聞き慣れない名前かもしれませんが、その正体は…小山市内で定期的にマルシェを開催している「ピクニックマルシェ」「協働おやまいち」「オレアシェアマーケット」の3団体!
普段はそれぞれに活動する3つのマルシェの主催者が意気投合し、初めて一緒に立ち上げた企画が、この「こども商店街」なのです。
制作~販売をすべて子どもたちで
当日は、普段オレアシェアマーケットを開催しているOLEAの芝生の庭で、午前10時~午後1時までの開催です。
出店できるのは小学6年生以下の子どもたち。1店舗最大3人までなので、きょうだいや友達同士での参加もOK!保護者が参加する場合はあくまで「見守り役」なので、指示をしてはいけません。
商品は制作から値付け(10~500円)、販売までを子どもたちだけでやるのがルール。飲食物以外であれば、絵本でもゲームでもアクセサリーでも、なんでも販売できます。
目標の店舗数は20。すでに8店舗の応募があったそうで、枠が埋まるまで募集を続けています。くわしい募集内容は応募ページをご確認ください。
「大人になっても残る記憶に」
開催に向けて、ピクニックマルシェの小林千恵さん、協働おやまいちの磯山貴志さん、飯野佳昭さん、オレアシェアマーケットの笠井麻衣さんは、定期的に内容を話し合っています。
3団体による初のイベントが「子どもが主役」となったのは自然の流れだったそうで、
「子どもたちの楽しい記憶として残るようなイベントが開催できれば、大人になったときに『この街で暮らしたい』と思ってくれるのではないか」
との思いを全員が共有していたから、だといいます。
商品の制作から販売までを子どもたちに任せるのも、マルシェを開催してきた自分たちの経験がもとになっています。
「(商品が売れるように)自分たちでチャレンジして、お客さんが喜んでくれる経験は何物にも代えがたいもの。それを子どもたちにも味わってもらいたいです」
子どもたちによる、子どもたちのための、壮大な“お店屋さんごっこ”。どんなイベントになるか楽しみですね。
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3団体の皆さんが集まった日に、集合写真を撮らせていただきました。1月の「小山ドリームスポーツデイ」を主催したTAKEOFFの平井健太郎さんの姿も。5人そろって素敵な笑顔で、ポーズまで取ってくれました。