とりぷれエリアを自転車で回る旅の第2回は筑西市です。
筑西をよく知る方がガイドに
自転車によるまちおこしを筑西市で進める、地域おこし協力隊の谷島直哉さんに案内していただきました。
旅の雰囲気を一層楽しむために岩瀬駅からJR水戸線に乗り、午前9時40分、下館駅で下車。駅前で自転車を組み立てて、駅舎隣の「ちっくんステーション」で谷島さんと合流しました。
「ちっくんステーション」は休憩所を兼ねた観光案内所。筑西市の観光パンフレットなどを入手することができます。
また、駅前にある筑西市役所にはコミュニティサイクル(貸し自転車)もありました。アシスト付き自転車なので快適なサイクリングを楽しめそうです(ヘルメットは持参)。
コミュニティサイクルについては⇒こちら
おいしい和菓子と懐かしい町並み
午前9時50分、谷島さんの案内で自転車旅の始まりです。
最初は駅前通りを走り、「しもだて地域交流センター アルテリオ」へ。1階には下館祇園祭の大みこしが展示されています。
3階には美術館があり、鉄道写真家・中井精也さんの「ゆる鉄絶景100」が12月1日まで開催されています。
撮り鉄派の方は必見です。筆者は飲み鉄派なので今回はスルーさせていただきました。
午前10時を迎え、おやつタイム。アルテリオに近い和菓子店「菓心ひろせ」へ。谷島さん一押しの「わたぼうし」(170円)をいただきました。
「わたぼうし」は粉糖を振って焼いた生地の中に、あんと丸ごと一粒のクリが入っています。自転車旅は始まったばかりですが、おいしいお菓子で栄養補給しました。
次は下館の町並みエリアへ。明治期から商都として発展した市街地には蔵づくりの建物が現存し、店舗として利活用されているものもありました。
自転車を押しながら建物を見ていると、地元の人から声がかかります。このような触れ合いも自転車旅ならではの魅力です。
感動のおにぎり、そして「ガラナ」
旧国道50号を桜川市方面に進んでいくと、気になるお店がありました。
おにぎりの店「おおくらや」です。谷島さんのコースプランには入っていませんが立ち寄ってみたくなりました。このような飛び込みも自転車旅の面白いところです。
中にはおばあさんがいて注文するとおにぎりを握ってくれます。
サケとおかかのおにぎり(どちらも120円)をいただきました。おにぎりはふっくらと柔らかく塩加減が絶妙です。
さすがキャリア40年。コンビニでは味わえない感動的なおにぎりです。
次は筑西市の道の駅「グランテラス筑西」に立ち寄ります。平日ですがにぎわっていました。
鈴木一志駅長に案内され店内を見て回ります。「今はダイコンやハクサイが人気です。12月になるとイチゴがたくさん並びますよ」と笑顔で話してくれました。
グランテラス筑西には茨城県おなじみのコンビニエンスストア「セイコーマート」も入っています。思わず入店して「ガラナ」を買ってしまいました。
ガラナはブラジルでは不老不死の実と言われ元気の源です。味はコーラ系です。セイコーマートでしか買えないガラナを飲んで自転車旅は後半へ続きます。
住所:茨城県筑西市丙372
電話:0296-23-1616
下館美術館開館時間:午前10時~午後6時(最終入館は午後5時半)
休館日:毎週月曜日・12月28日~翌年1月4日
ホームページ:こちら
住所:茨城県筑西市鷹場町丙139
電話:0296-22-2351
営業時間:午前9時~午後6時30分(火曜定休)
住所:茨城県筑西市横島33
電話:0296-24-6314
営業時間:午前9時半~午後1時半頃・不定休(のぼりが出ていれば営業中)