栃木県小山市の間々田八幡宮で5月5日(月・祝)、地元で愛され、受け継がれてきた春の伝統行事「じゃがまいた」が開催されます。県内外からたくさんの見物客が訪れるお祭りの見どころなどをご紹介します。
間々田の春の風物詩
五穀豊穣や疫病退散を願って行われる「じゃがまいた」は、間々田八幡宮に伝わる春の神事です。
全長10mを超える竜頭蛇体の「大蛇」は、中学生を中心として毎年、町内ごとに手作りされています。

個性ある蛇に注目です
当日はなんと7匹の大蛇がそろい踏み!大人から子どもまでが「ジャーガマイタ、ジャガマイタ!」と威勢よく町を練り歩きます。
お祭りの見どころは?
祭りはお祓いなどの後、最大の見せ場となる「水飲みの儀」が12時ごろを目安に始まります。
蛇の頭を池に差し入れ、水を飲ませまるこの儀式。豪快な水しぶきが上がるたびに歓声が上がります。

豪快に池の水を口に入れる大蛇=2024年5月5日(下野新聞)
担ぎ手もろとも池に飛び込んで暴れ回る大蛇の姿も。
そのあとは行列が町内をゆっくりと回ります。終盤では、蛇を大きくうねらせて土ぼこりをあげる「蛇もみ」が見られることもあります。

町を練り歩く大蛇
ゴールデンウィーク後半、ちょっと足をのばして伝統行事を楽しんでみては?今年しか見られない7匹の蛇たちが、あなたを待っています!
昨年は暑さも厳しかったので、帽子や水分を忘れず、無理のない範囲で楽しんでくださいね。
見物客用の駐車場は?
じゃがまいたの見物客用の駐車場として、近隣の間々田中学校(約150台)、小山市間々田市民交流センター「しらさぎ館」(約100台)が用意されます。

会場となる間々田八幡宮
ただし、駐車台数には限りがあるため、公共交通機関の利用がおすすめです。
期日:2025年5月5日(月・祝)
時間:10:30~蛇よせ、12:00~水飲みの儀
会場:間々田八幡宮(栃木県小山市間々田2330)
ホームページ:https://www.mamada-hachiman.jp/jyagamaita