子育て

自分で作った天体望遠鏡で星を観察しよう! 向井千秋記念子ども科学館に1年通って製作 群馬・館林市



本格的な天体観測ができる反射望遠鏡の製作に取り組む「タテバヤシ テレスコープ メイキング クラス(TTMC)」が、館林市の向井千秋記念子ども科学館で毎週土曜日に開かれています。

活動拠点の向井千秋記念子ども科学館。「TTMC」は同館の夜間天体観望会も手伝っています

代表の高柳悦夫さんは、中学2年生から望遠鏡を作り始め、伝統的な反射望遠鏡の製作方法を改善しながら今までに35台を製作。「経験や技術を継承していきたい」と2023年12月にこの事業をスタートさせました。経験者から初心者、宇宙に広く興味があるといった高校生から一般までのメンバーが製作に取り組んでいます。

製作の様子

自分で望遠鏡を作るメリットは、望遠鏡光学に関する知識や良い望遠鏡の見分け方、調節の方法を理解できることなど。また性能のいい望遠鏡を市販品よりも安く(2分の1~4分の1程度)作れること、独自なデザインにすることも可能だそうです。

鏡の完成までに5~10カ月、筒や台は3~6カ月と、完成まで1年程度かかりますが、メンバーはじっくり製作を楽しんでいます。

自作の望遠鏡をのぞき込むメンバー

星や宇宙、望遠鏡に興味のある人を対象に参加を受け付けています。小学生は保護者同伴。見学歓迎。費用は初めに材料費(ガラス代)として9000円。完成までに2~3万円の材料費が必要です。

タテバヤシ テレスコープ メイキング クラス(TTMC)
活動日時:毎週土曜の午後1時半~4時半。第2土曜は休み
活動場所:館林市の向井千秋記念子ども科学館 3階の実験室
問い合わせ:向井千秋記念子ども科学館(電話0276-75-1515)

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