栃木県小山市の中心部で7月20日(日)、夏の名物行事「祇園祭」神輿渡御が行われます。須賀神社からJR小山駅西口までの一帯がたくさんの人の活気であふれ、夜には花火も打ち上がります。
須賀神社の祇園祭とは?
祇園祭は小山市役所近くにある須賀神社の例大祭で、今年(2025年)は7月7日(月)~7月21日(月)までの間、さまざまな祭式が執り行われます。
そのなかでも、一般市民になじみ深いのが7月20日(日)の神輿渡御です。
須賀神社の旧称「牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)」に由来する「アンゴステンノウ」という独特の掛け声とともに、お神輿が威勢よく街を練り歩きます。
歩行者天国となった市街地は、担ぎ手や露店、見物客などであふれます。まさに、小山市の「夏の風物詩」といえるイベントです。
神輿渡御の開催時間は?
祇園祭の神輿渡御は、昨年(2024年)から暑さの厳しい日中ではなく、夕方から夜にかけての開催となりました。
当日は須賀神社境内で16:15から発輿祭を行った後、17:00頃に豪華絢爛な「令和神輿」「女神輿」などが街に繰り出します。
お神輿は神社境内から参道、県道粟宮喜沢線を小山駅前方面へ進みます。祇園城通りの手前、まちの駅「思季彩館」前で折り返し、20:45頃には神社へと戻ります。
神輿が神社に戻ると、大輪花火の打ち上げでフィナーレを迎えます。
「小山の花火」が今年から秋開催に移行することもあり、この夏に市内中心部で見られる貴重な打ち上げ花火となりそうです。
交通規制&駐車場は?
祇園祭の開催に伴って、県道粟宮喜沢線では交通規制が敷かれます。
当日は須賀神社駐車場の利用はできません。車で見物に訪れる方は、徒歩数分の小山市役所駐車場などを利用しましょう。
また、夕方から夜にかけての開催とはいえ、この時期の暑さには要注意を。こまめな水分補給や帽子、日傘などといった熱中症対策は怠らずに見物に出かけましょう。
期日:2025年7月20日(日)
時間:17:00~21:00頃
会場:須賀神社(栃木県小山市宮本町1-2-4)など
詳細:須賀神社ホームページ(https://sugajinja.or.jp/gionsai/)