東京・渋谷のスクランブル交差点を再現した、栃木県足利市の「足利スクランブルシティスタジオ」が11月9日(日)一般公開されます。多くの映画・ドラマのロケ地になってきた場所ですが、2025年末で運営が終了するため、一般公開は今回が最後! 11月1日(土)10:00から優先入場の申し込みがスタートします。
足利スクランブルシティスタジオとは?
「足利スクランブルシティスタジオ」は2019年に完成し、有名な映画・ドラマ・CMなどの撮影が行われています。
スクランブル交差点をリアルサイズで再現したオープンセットには、道路のガム汚れから落書きなど細部まで忠実に描かれています。

上空から見た足利スクランブルシティスタジオ=2020年12月(下野新聞)
これまでに撮影された作品には、映画「東京リベンジャーズ2」「ホリック」、ONE OK ROCKや藤井風さんのミュージックビデオ(MV)など。
スタジオのホームページでは、主な撮影実績(https://ashikaga-scramble.com/works/)を見ることができます。
なぜ運営が終了になるの?
足利スクランブルシティスタジオや近隣の足利赤十字病院が建っている場所にはもともと、2003年3月に閉鎖された足利競馬場がありました。
スタジオは2019年7月に建設され、都内の映像美術系の会社が運営。6年半にわたって、数々の映画やドラマ、MV、CMなどの撮影が行われてきました。
このたび、土地を所有する足利市と運営会社との間で、土地の使用契約を延長しないことが決定。2025年末で運営を終了することになりました。
この場所には、現在は市内中心部に建っている足利市役所の新庁舎が整備される方向です。
一般公開の開催時間は?
最後となる一般公開イベントは、2025年11月9日(日)10:00~16:00の開催です。
なんといっても最大の楽しみは、スタジオ内での写真・動画撮影が可能であること!
本物のスクランブル交差点ではできない、交差点のど真ん中に立っての一枚を収めることができるかもしれません。

一般公開で賑わう足利スクランブルシティスタジオ=3月2日(下野新聞)
さらに今回は最後の一般公開とあって、さまざまな特別企画が用意されています。
- 合成フォトブース
本物の撮影さながら、グリーンバック(緑色の背景)の前で写真を撮れます。スクランブル交差点の360°CGを使用し、本当に“渋谷のど真ん中”にいるような一枚が仕上がるそう。150組限定、事前予約制です。
- 撮影作品のパネル展示
足利スクランブルシティスタジオで撮影された映画やドラマ、MVなどの作品のパネル展示が行われます。
- キッチンカー出店
地元の「足利名物屋台とみや」「ふくふく堂」「ねこにレモン」「ISHI BREWING」が出店し、ポテト入り焼きそば、おでん、鯛焼き、レモネード、クラフトビールなどを販売します。
当日は小雨であれば開催、⼤⾬・台⾵などの場合は中⽌となる可能性があります。中止の場合は11月16日(日)に延期となるとのことです。
入場料金&入場方法は?
一般公開イベントは、うれしいことに入場無料&事前予約不要です!
ただし、当日は混雑が予想され「入場待ち」になる可能性も。希望の時間帯に確実に入場したいという方には、事前の優先入場チケットの入手がおすすめです。
優先入場の申し込みは11月1日(土)10:00から。チケットサイト「Peatix」(https://geek-ashikaga-scramble.peatix.com/)からとなります。
合成フォトブース撮影体験も同じく、Peatixからの申し込みです。
なお、入場にあたってはペットや蓋の付いていない飲料などの持ち込み物の制限がありますので、ご注意ください。
*注意事項はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000291.000046517.html)
スタジオはどこにあるの?
「足利スクランブルシティスタジオ」は、県道桐生岩舟線と渡良瀬川河川敷に挟まれた一帯にあります。すぐ西側には足利赤十字病院があります。
来場者はスタジオ横にある駐車スペースを利用できます。
ただし、駐車台数には限りがあるとのこと。警備員の指示に従って駐車しましょう。
鉄道で来場する場合は、JR両毛線の山前駅から徒歩約18分。東武伊勢崎線の足利市駅からタクシーで約15分です。
期日:2025年11月9日(日)
時間:10:00~16:00
会場:足利スクランブルシティスタジオ(栃木県足利市五十部町284-5)


 
  
  
  
   
                               
                              