栃木県佐野市の清酒開華スタジアム(佐野市運動公園陸上競技場)周辺で、2月4日に第74回大澤駅伝競走大会が開催されます。今大会の注目チームのほか、当日の交通規制に関する情報も紹介します。
大澤駅伝ってどんな大会?
例年、県内外から箱根駅伝などに出場した有名チームや選手が参加することから、駅伝ファンの間でもその名が知られている大会です。
大会の名称にある「大澤」は、佐野市出身の名ランナー大澤龍雄さんが由来。太平洋戦争で亡くなった大澤さんの追悼行事として1951年に始まりました。
74回目となる今年は、7区間計42.195kmの一般男子、高校男子、5区間21.0975kmの一般男子、一般・高校女子、6区間18kmの中学男子、5区間11kmの中学女子の計6部門で争われます。
スタートは中学女子が午前9時。最後の一般男子、高校男子は午後0時半に一斉にスタートします。
【スタート時間】
・中学女子(11km) 9:00
・中学男子(18km) 9:50
・一般男子(21.0975km) 10:55
・一般・高校女子(21.0975km) 10:55
・一般、高校男子(42.195km) 12:30
箱根駅伝の常連校も来る!
今年は6部門あわせて159チームがエントリーしています。
注目は、お正月のニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)に初出場した富士山の銘水(山梨県)と、箱根駅伝で10回の総合優勝を誇る日本体育大です。富士山の銘水は21.0975kmの一般男子の部、日本体育大は42.195kmの一般男子に2チームがエントリーしています。
そのほか、高校男子の部では全国高校駅伝に出場した那須拓陽高や相洋高(神奈川)、地元の佐野日大高などが出場します。未来のスター選手の走りにも注目です。
運動公園内では佐野らーめんなどの飲食、観光系のブースが出店するそうです。
佐野市運動公園といえば、16mのブラキオサウルス像とローラー滑り台があり、地元の子供たちの遊び場スポットとしても人気です。
観戦・交通ルールに従って、スタジアムや沿道での駅伝観戦を楽しんでみてはいかがでしょうか。
気になる交通規制は…
大会開催のため、国道293号出流原町交差点南-運動公園南(市民体育館東側)と、運動公園や佐野松桜高周辺の道路は8:50~15:20の間、全線通行止めとなります。
また、国道293号山形入口交差点-赤見町交差点の県道175号線(赤見バイパス)、赤見町交差点-運動公園南は11:15~15:20の間、片側通行止めとなります。
主催する佐野市では「佐野市街地方面へ向かう際は、赤見町南交差点方面に迂回してください」と呼びかけています。
大会要項や出場チーム、交通規制に関する詳しい情報は大会公式ホームページで確認できます。