茨城県を代表する名物料理の一つ、玄そばの最高峰と称される「常陸秋そば」のおすすめとして、往年の人気番組「料理の鉄人」の解説などでおなじみの服部学園服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんら食のプロフェッショナルらが太鼓判を押した店をまとめた「茨城 常陸秋そば巡り」に、「とりぷれ」エリアの結城市内から2店が選ばれました。
結城市内から「太鼓判」の店に選出されたのは、結城市結城の「Z庵」と「蕎麦専門店 愉庵」です。
無農薬、自家栽培
「茨城 常陸秋そば巡り」は茨城県観光物産課が作製しました。それによりますと、「Z庵」は、メニューが「全粒蕎麦」、「十割蕎麦」、「二種もり蕎麦」、要予約の「手碾き蕎麦」の4種類のみ。いずれも無農薬で自家栽培した玄そばだけを使用、そばによって石臼を使い分け、つゆもそれぞれに合わせたものを用意しています。十割そばはそば本来の香りと甘み、もっちりした食感を楽しめます。そばに合わせた希少な日本酒もそろっています。
十割そば2種類
「愉庵」は、限定20食の十割そば「田舎そば」と、同じく「せいろそば」の2種類を用意。前々日に石臼でひき、そば粉の状態を落ち着かせてから丁寧に作り上げます。のど越しが良く、風味豊か。つけ汁のだしは本枯れ節を使って辛口に仕上げられ、そばを引き立たせています。ほかにサクサクの天ぷらが楽しめる「天せいろ」や、「鴨せいろ」も人気です。
プロが実食、茨城県内21店選出
「常陸秋そば」を評価したのは、服部幸應さん、食文化社長の萩原章史さん、クックパッドのブランディング・編集担当本部長の小竹貴子さんです。茨城県を県北、県央、鹿行、県南、県西の5つのエリアに分け、実食して合わせて21店のおすすめ店舗を選び出しました。
21店は観光情報ポータルサイト「観光いばらき」に掲載されています。
※掲載写真は茨城県観光物産課提供
住所:茨城県結城市結城8680-16
電話:非公開
営業時間:11:00~14:00(ラストオーダー13:30、売り切れ次第終了)
定休日:日曜、月曜日
ホームページ:https://z-an.net/
住所:茨城県結城市結城11471-1
電話:0296-47-3426
営業時間:11:30~15:00(ラストオーダー14:30)
定休日:月曜、火曜日(祝日の場合は営業)
ホームページ:https://soba-yuan.com/