ヤマダイの「ニュータッチ凄麺ご当地シリーズ」から、茨城の郷土料理を再現した「茨城けんちんそば」が新登場しました。
即席麺(カップ麺)やうどんなどを製造・販売するヤマダイは、茨城県八千代町に本社と工場があります。「ニュータッチ」や「凄麺」などのブランドが人気で、大好きな方も多いでしょう。
「凄麺」はヤマダイが独自の製法で作った、油で揚げないノンフライ麺のブランドになります。地元茨城のご当地麺が販売されるのは初めてです。
JRグループと茨城県・市町村・地域の観光事業者などが一体となって展開する観光キャンペーン「茨城アフターデスティネーションキャンペーン」の特別企画として、茨城県の協力を得て半年以上かけて開発しました。現在、全国のスーパー・ドラッグストアなどで275円(税込み)で販売されています。
筆者もその味を確かめてみました。お湯を注ぐ前はこのような見た目です。ふたの裏に「めんへのこだわり」が記載されています。
けんちんそばは、家庭によって具材、味が異なります。ヤマダイによりますと、商品開発に際し、メンバーに茨城県出身者が多く加わりました。
常陸秋そばにシャキシャキのレンコン
具は茨城県産レンコン、サトイモ、ネギ、油揚げ、豆腐の5種類。独自の「ノンフライ製法」の麺に茨城特産のブランドそば粉「常陸秋そば」を使用しています。
なるほど、見た目も常陸秋そばです。ちなみに、そば粉に占める常陸秋そばの割合は20%です。
お湯を注ぎ、期待しながら待つこと5分。食べてみると、その再現度の高さにびっくりさせられました。
しょう油ベースのスープにはごま油とゴボウの香りが加わっていて、作りたてのような香りと風味が感じられました。
麺は柔らかく、具も食べ応えがあります。レンコンのシャキシャキ感は感動ものです。あっという間に完食しました。
佐野らーめん、宇都宮焼そばも
「ニュータッチ凄麺ご当地シリーズ」には、「とりぷれ」エリア栃木県佐野市のご当地商品「凄麺 佐野らーめん」もあり、そのほか「ニュータッチ 宇都宮焼そば」もあります。どれもご当地感たっぷりのパッケージが目印です。
茨城の食文化とご当地気分が味わえる「茨城けんちんそば」。皆さんもお試しください。