栃木県栃木市の植物園「とちぎ花センター」で、夏休み中の親子におすすめの企画展「植物ラボ 植物っておもしろい」が開催されています。自由研究に役立つ20個の実験アイデアがわかりやすく紹介されています!8月31日(日)までです。
植物に花や葉があるのはなぜ?
お盆休み後の子供たちにとって、少しずつ切実さが増してくるのが夏休み明けの登校日へのカウントダウン。「自由研究がまだ終わっていない!」というお子さんもいるかもしれません。
とちぎ花センターで開催されている企画展「植物ラボ」では、そんな「何から始めたらいいのかわからない」自由研究のヒントがあちこちに転がっています。
入口のゲートをくぐると、植物にとって重要な「花」「葉っぱ」「根っこ」について、その役割を難しくない言葉で紹介。個性的な花や葉、根を持っている植物の実物も展示しています。
植物でどんな自由研究ができる?
さらに展示室を進むと、自宅でできる20個の植物実験を紹介する「植物おもしろ実験アイデア」のコーナーがあります。
たとえば「磁石で逃げる野菜実験」では、きゅうりと強力磁石、糸だけを使って、きゅうりに含まれる水分の秘密に迫ります。雑草を使った紙づくり、植物への声かけ実験といったものも。
いま注目の再生野菜「リボベジ」の育て方も紹介しています。普段食べない野菜の根やヘタなどを水に浸したり、土に埋めたりして栽培することで、再び食べられる野菜に育つのだそう。
ほうれん草、ネギ、じゃがいも、ブロッコリーなどのおなじみの野菜に加えて、パイナップルやハーブ類などの具体的な再生方法を知ることができます。
所狭しと並ぶ実験アイデアの数々。20個もあれば「やってみたい!」と思える実験がきっとあるはずです。
実験方法や必要な材料、解説がくわしく書かれているので、写真に撮って、自宅で再現してみましょう。
人気企画の食虫植物展も
企画展が開催されているドームの入館料は大人400円(3~5月は500円)、こども110円と、とてもリーズナブルです。
しかも、この入館料で「植物ラボ」だけでなく、熱帯・亜熱帯の珍しい花、植物、果実などを展示する大温室と、もうひとつの企画展「食虫植物展」(8月31日まで)まで見ることができます。
「食虫植物展」は虫を捕らえる食虫植物を、悪と戦うヒーロー「食虫戦士タベンジャー」に見立てた人気企画。こちらも注目です!
期日:2025年7月25日(金)~8月31日(日)
時間:9:30~16:30(最終入館16:00)
休館:月曜日
会場:とちぎ花センター(栃木県栃木市岩舟町下津原1612)
詳細:とちぎ花センターHP(https://www.florence.jp/)