茨城県下妻市坂井にある「古着屋GranMe」 の敷地内に、月に一度だけオープンする、店舗を持たない絵本屋「RAMU」。
「RAMU」は、アイヌ語で“心”を意味する言葉。北海道出身の店主・宮本里英 さんのルーツにも繋がり、羊のやわらかいイメージにもかかっています。

おすすめの絵本を持つ店主・宮本里英さん
宮本さんは、保育士資格を持ち、これまで10年以上にわたり、病児保育や学童保育など、子どもに関わる仕事に携わってきました。もともと絵本が好きだったことに加え、子どもたちと接する中で、「自分の気持ちをうまく表現できない子」が多いことを実感したといいます。
「家庭の中で、言葉の引き出しを増やすお手伝いがしたい。平和の種をまくような存在になれたら」そんな思いが、絵本屋を始めるきっかけになりました。
結婚を機に茨城へ移住した宮本さんは、絵本屋を開くための養成講座にも通い、2025年9月、移動式の絵本屋「RAMU」をオープンしました。平日のお仕事の傍ら、土日を中心に活動を行っています。
コンセプトは、“気持ちと言葉を大切に、ココロとコトバを繋げるお手伝いをするえほん屋”。「絵本=子どものもの、というイメージもあるけれど、日々を頑張る大人にこそ、少し立ち止まって読んでほしい」と話します。

古着屋GranMe (グランミー)出店時の様子
実際に出店先では、大人のお客さんが「懐かしい」と絵本を手に取る姿も多いそうです。
店舗を持たないスタイルだからこそ、自宅に在庫を保管しながら、古本屋などから絵本を仕入れています。セレクトするのは、長く読み継がれている作品が中心。現在は、約150冊以上の絵本を揃えています。
今後の目標は、実店舗を持つこと。ただ、その一方で、イベント出店ならではの“一期一会”の出会いも大切にしていきたいと語ります。

栃木県宇都宮市での出店時の様子
店舗を持たない絵本屋「RAMU」は、関東でのイベント出展に加えて、月に一度、下妻市の古着屋GranMe 内にオープン。詳しい日程など詳細は、SNSをご確認ください。
あなたも、心にそっと寄り添う一冊を探しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
