めったにない機会です!大泉町と桐生市の伝統芸能を生舞台で見よう 2月1日に10回目のまつり



大泉町

地域に根づく伝統芸能4団体を無料で楽しめる「第10回 伝統芸能まつり」が2月1日(土)、洋泉興業大泉町文化むらで開催されます。

地域の人たちが代々たいせつに受け継いできた「伝統芸能」を、舞台で見られる機会はめったにありません。

心に響くものがあったら、参加して伝統のつなぎ手になるのもいいですね。

出演者を紹介します(出演順)。

全国各地で披露

1)桐生八木節連絡協議会(桐生市)
「桐生八木節まつり」を中心に、市や県の派遣事業において全国各地で郷土芸能の八木節を披露しています。また八木節を通じて、子ども育成や福祉施設訪問など、地域社会への貢献活動も行っています。

元気と笑顔と心意気

2)大泉太鼓
笑う門には福来る。「笑福」が私たちの合言葉です。
和太鼓を中心に、日本のお囃子や伝統芸能など、どこか懐かしい、親しみやすい舞台を構成すべく、メンバー一同 日々稽古に励み、地域のお祭りやイベントなど、大泉町を中心に、元気と笑顔、そして和の心意気を届けています。

古老から受け継ぐ

3)白瀧神社太々神楽(桐生市指定重要無形民俗文化財)
現在伝えられている神楽、式舞五座・興舞四座の九座のほか、記録を元に平成20年に上棟式、平成24年には釜湯の舞の二座が保存会により復活されました。
囃子は太鼓・長締太鼓・笛の二鼓一管で構成されています。
白瀧神社の神楽は、代々川内地区に住む長男が継承してきましたが、戦後の一時期に衰退しかかりました。しかし、昭和27年頃、青年有志が古老から受け継ぎ、今日では神楽保存会も組織され保存と周知に努める活動に取り組んでいます。

元禄年間より伝承

4)仙石ささら保存会(大泉町指定重要無形文化財)
大泉町の仙石地区に伝わる獅子舞。登場する獅子には牡獅子、牝獅子、ほうがん獅子の3種類がおり、これらの獅子が竹を細かく割り裂き束ねた「ささら」の音に合わせて舞いを舞います。元禄年間(1688~1704年)から伝承されているものといわれ、その踊子は農家の長男とされています。舞いは「平ざさら」「橋がかり」「牝獅子かくし」の3つから成り、正月、春、夏、秋祭等に演じられています。ささら舞は天災、人災を防ぎ病魔除けとして神の怒りを鎮める鎮魂の儀式が変化したものといわれ、1983(昭和58)年12月、町の重要無形文化財に指定され、今日に至っています。

開催日時:2月1日(土) 開演午後1時 開場午後12時30分(午後3時30分終演予定)
会場:洋泉興業大泉町文化むら 大ホール(群馬県邑楽群大泉町朝日5丁目24ー1)
入場無料 全席自由(入退場は自由)
主催:大泉町・大泉町教育委員会
問い合わせ:大泉町教育委員会 生涯学習課 電話0276‐63‐3111(代表)

 


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