群馬県桐生市内の寺と神社46カ所の御朱印を紹介する企画展「桐生・御朱印巡り」が5月6日まで、桐生市の絹撚記念館で開かれています。
館長自ら足を運ぶ
寺社ごとに、御朱印1種類と本堂、山門、鳥居、境内などの写真、所在地や宗派(寺)、由来などを解説したパネルを掲示しています。

展示されている御朱印
縁日や神事の写真も合わせて展示しているので、興味と理解が深まりそうです。
企画展は、三井雅彦館長が1年前から企画、準備をして進めてきました。
なんと、三井館長が46カ所全てを訪れて御朱印を集め、各寺社の写真を撮影しているんです……すごい!

展示の風景
11月に開催されるえびす講の2日間のみ御朱印を配布している桐生西宮神社や、節分の日に御篝神事を行っている賀茂神社、毎月24日に開催され、通称「おじぞうさま」と呼ばれ親しまれている縁日が人気の観音院などは、行事や神事の日に合わせて足を運んだそうですよ。
市内の文化財も紹介
さらに、市内に6件ある日本遺産構成文化財(白瀧神社、旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟、桐生新町伝統的建造物群保存地区、後藤織物、織物参考館“紫”、桐生織物会館旧館)の紹介や、2024年度から始まった日本遺産を訪れた証である御周印のサンプル展示、桐生七福神巡りについても解説しています。
ちなみに、旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟は、この企画展の会場の絹撚記念館です。
歴史と由緒がある建物なんですね。
近年ブームとなっている御朱印。
企画展は1月から始まっていて、これまで多くの御朱印マニアが来館しているとのこと。
御朱印を集めている人はもちろんですが、神社仏閣に興味がある人も要チェックの企画展です。