色や光の性質を学び、身近な科学を考えるきっかけにしてもらおうと、群馬県太田市のぐんまこどもの国児童会館は25日、科学イベント「パステルアートと色の科学」を開きます。
太田市の「アトリエNob.G」の講師が担当します。小学生から中学生を対象に、色を輪のように並べた図「色相環」を使って温かみのある「暖色」と冷たいイメージの「寒色」の関係や、ほぼ全ての色を作り出せる赤・青・黄の「色の三原色」、光を構成する赤・緑・青の「光の三原色」などについて解説します。
解説の後は画用紙とパステルを使って作品を製作します。色を混ぜてグラデーションを作ったり、型を取って模様を作ったりする体験ができるということです。絵を描くことを通じて、子どもたちに手や道具の使い方を身に付けてもらい、創造力や感性を育んでもらう狙いもあります。
ぐんまこどもの国児童会館の担当者は「色とは何か、光との違いは何か、絵を描きながら知ってもらいたい」と参加を呼び掛けています。
午前と午後の2回行い、定員は各回15人です。参加費は600円。
申し込みや問い合わせはぐんまこどもの国児童会館(☎0277-25-0055)へ。
パステルアートと色の科学
期日:5月25日(土)
時間:1回目 午前10時~正午
2回目 午後1時半~3時半
会場:ぐんまこどもの国児童会館 3階研修室(群馬県太田市長手町480)