縁起物のだるまが販売される、新春の恒例行事「古河ダルマ市」(古河街商協同組合主催)が2025年1月18日(土)、茨城県古河市宮前町の雀神社で開催されます。
古河ダルマ市は2009年まで、JR古河駅東口の通りを歩行者天国にして開催されていましたが、2010年に会場が雀神社に移されました。
当日は午前9時から午後4時まで、伝統の高崎だるま、埼玉武州だるまなどを扱う露店が境内に並び、威勢のいい掛け声や、参拝客との値切りのやり取りが響きます。
高崎だるまはまゆ毛が鶴、ほおひげが亀を表し、顔の脇に「商売繁盛」「家内安全」などの祈願文字が入ります。武州だるまは鼻が高く、上品な顔立ちが特徴です。
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また、正月に飾った飾り物や古いお札、お守りなどをお焚き上げして年神様を送り、今年1年の無病息災、家内安全などを祈るどんど焼きが、翌1月19日(日)に雀神社で開催されます。
雀神社などによりますと、どんど焼きは明治時代の初めごろから行われており、1990年代前半くらいからさらに盛んになったということです。
どんど焼きは午前9時に火入れ式が行われ、午後3時まで続けられます。お焚き上げの火で餅を焼いて食べると風邪をひかずに1年間過ごせるとされます。雨天決行、大風順延です。