結城・「富士峰菓子舗」の桜餅 春感じさせる、淡いピンク色 出来たてが並びます



一つ一つ丁寧に素早く桜餅や草餅を仕上げる=結城市結城の富士峰菓子舗 グルメ
一つ一つ丁寧に素早く桜餅や草餅を仕上げる=結城市結城の富士峰菓子舗

和菓子の一つである桜餅作りが茨城県内の菓子店などで進んでいます。店頭には淡いピンク色の出来たての餅が並べられ、春を感じさせています。

とりぷれエリアの結城市結城、「富士峰菓子舗」は、毎朝6時半ごろから製造を始め、店はもち米の蒸し上がる匂いに包まれます。

白玉粉と小麦粉を混ぜ鉄板で楕円だえん形に焼いた生地でこしあんを包む「桜餅」や、もち米で作られた道明寺粉を蒸してあんを包む「道明寺」など一つ一つ手作業して、最後に塩漬けした桜の葉を巻き完成させます。

出来上がった桜餅(右手前)と道明寺

出来上がった桜餅(右手前)と道明寺

近年は桜餅と結城市産のヨモギで作る草餅を一緒に購入する客が多いということです。3月3日「桃の節句」の前後には1日約150個を作るそうです。

製造責任者の堀越智仁さん(41)は「時間をかけ昔ながらの作り方で、素材そのものが持つ風味や食感を大切にしています。春らしい和菓子を食べ五感で春を感じてほしい」と話していました。

一つ一つ丁寧に素早く桜餅や草餅を仕上げる=結城市結城の富士峰菓子舗

一つ一つ丁寧に素早く桜餅や草餅を仕上げる=結城市結城の富士峰菓子舗

富士峰菓子舗
所在地:茨城県結城市結城78
営業時間 :午前8時~午後7時(木曜定休、祝日の場合は営業)
電話番号:0296-33-2544
ホームページ:http://www15.plala.or.jp/yudeman10/index.html

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