茨城・とりぷれエリアの桜名所として紹介しました「高峯のヤマザクラ」がいよいよ見頃になりました。
お花見ハイキング
好天に恵まれた2025年4月9日(水)、高峯の麓にある臨時駐車場「平沢公民館」まで車で行き、「高峯のヤマザクラ」お花見ハイキングがスタートです。

平沢公民館(臨時駐車場)=桜川市平沢
1キロメートルほど歩くとヤマザクラを観賞できる「高峯見晴デッキ」があります。平日なのにたくさんの人が眺望を楽しんでいました。

高峯のヤマザクラを一望できる「高峯見晴デッキ」
山一面に咲くヤマザクラが目の前に迫り、青空を借景にその美しさが際立ちます。これぞ春の桜川を代表する風景です。

「高峯見晴デッキ」からの風景
高峯は標高519.6メートルで、ヤマザクラを見渡せる展望台が中腹に2カ所あります。
普段は林道を通って車で行くことができますが、この時期はヤマザクラの花見のため車は通行止めになっているので注意が必要です。

林道は4月20日まで車両通行止め
4月12・13日に巡回バス運行
ただし、4月12、13日は桜川磯部稲村神社前から「桜まつり巡回バス」(500円)が運行される予定で、展望台までバスで行くことができます。(桜まつりバス巡回バスはこちら)
まるで「桜源郷」
まずは「第一展望台」を目指します。麓の近くはスギやヒノキが多く、ヤマザクラはほとんど見られません。
20分ほど歩くと視界が広がり、人だかりが見えました。第一展望台です。

見晴らしのよい第一展望台
展望台に立つと手前にヤマザクラ、遠くに筑波山が見えます。山の中腹から見るヤマザクラの美しさに心を奪われます。

第一展望台からの風景
第一展望台を過ぎると道路沿いにヤマザクラが増えます。皆さんじっくり眺めたり写真を撮ったりしています。筆者もカメラのシャッターを押す手が止まりません。

第一展望台からはヤマザクラの咲き誇る道になります
ヤマザクラを愛でながら20分ほど歩けば「第二展望台」に到着します。展望台の入り口には「桜源郷」と書かれた道標が立っていました。

第二展望台の入り口
はやる心を抑えて第二展望台へ向かいます。
展望台から見た風景はまさに天空の桜源郷です。ヤマザクラは咲き始めのものもあり、もう少し楽しめそうです。

第二展望台からの風景
平沢公民館から第二展望台までの歩行距離は約2.5キロメートル、1時間10分のお花見ハイキングでした。
絵画のような「山桜絶景」
下りは45分ほどで平沢公民館まで戻りましたが、車に乗る前に道草します。平沢公民館から300メートルのところにあるヤマザクラの絶景ポイントに立ち寄りました。

ヤマザクラ絶景ポイント
「山桜絶景」と書かれた記念碑には四角の窓があり、そこからのぞくと絵画のような風景を見ることができます。

記念碑の四角の窓から見た風景
今シーズンの「高峯のヤマザクラ」は4月20日ごろまでが見頃と思われます。臨時駐車場は数カ所ありますが、土日は混雑が予想されます。平日の観桜をお勧めします。