茨城県五霞町は、バスケットボールのBリーグ1部の茨城ロボッツを運営する茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメントとフレンドリータウン協定を結びました。県西地域で最初の自治体となり、スポーツを通した地域活性化などで連携、協力していきます。
連携事項は、青少年の健全育成や町民の健康増進、観光や教育・文化、スポーツの振興など。ロボッツは2026年スタートの「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」への参入が決定しており、同社がフレンドリータウン協定を締結するのは同町で21自治体目になりました。
締結式が2025年3月28日に町役場で行われ、同社の川崎篤之社長と県バスケットボール協会の岡田裕昭会長らが訪れました。川崎社長は「町のために何ができるかを一緒に考えていきたい。地域に住む人に茨城が好きだと言ってもらえるよう役割を果たしていきたい」とあいさつ。知久清志町長は「バスケットボールをより身近に感じてもらえる機会が増える。さまざまな形で交流し、地域を元気にしていこう」と呼びかけました。
古河市は県内22自治体目
同じく茨城県古河市も3月31日に、茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント(同県水戸市)とフレンドリータウン協定を結びました。スポーツを通じた地域振興や青少年の育成、市民の健康増進などに協力して取り組みます。

協定書に署名した川崎篤之社長(中央右)と針谷力市長(同左)=古河市下大野
「ホームタウン」「マザータウン」を含めた同社との協定は県内22自治体目になりました。古河市下大野の市役所総和庁舎で締結式が開かれ、川崎篤之社長は「古河市の方たちに試合会場へ足を運んでもらいたい。ファンの方々にも古河へ行ってもらえるよう、しっかりとしたつながりをつくりたい」と期待を込めました。