太田市

555年記念の御城印をゲットしにゴーゴーゴー! 難攻不落の金山城(群馬・太田市)で2日から販売



日本百名城の一つで「難攻不落の城」といわれた群馬県太田市の国指定史跡、金山城。121年もの間、一度も落城しなかった山城(やまじろ)の築城555年を記念した御城印が販売されます。555(ゴーゴーゴー)と背中を押してくれるような御城印は、心強いお守りになるのではないでしょうか。

国指定史跡金山城

見た目に涼しい水色の用紙(縦14.8 ㎝×横10.4 ㎝)に「金山城」の篆刻印が1枚1枚手押しされ、「築城五五五年」と入っています。金山に生息しているコシアカツバメの絵も描かれています。
金山城は、1469(文明元)年に、新田氏末裔(まつえい)の岩松家純(いわまついえずみ)が金山に築いた山城です。家臣の横瀬(よこぜ)氏〔のちの由良(ゆら)氏〕が下剋上(げこくじょう)により実質的な権力を握り支配領域を広げ、城も強化されたと考えられます。

夏限定「金山城築城555年記念」御城印

甲斐の武田氏・越後の上杉氏・相模の北条氏など有力戦国大名の攻撃に幾度も耐えましたが、北条氏の支配するところとなり、天正18(1590)年の小田原合戦で北条氏が敗北し豊臣方に接収された後、廃城(はいじょう)になったとされています。

金山城では、山の地形を利用して造られた曲輪(くるわ)、凝灰岩(ぎょうかいがん)の岩盤を削って造られた堀切(ほりきり)、石積みされた土塁や基壇(きだん)、守りやすく攻められにくく巧妙に工夫された通路、「水の豊富さ」をアピールするかのように通路脇に配置された池や井戸、城内施設を水害から守るために造られた石組み排水路などを見ることができます。

隈研吾氏が設計した市立史跡金山城跡ガイダンス施設

販売場所の史跡金山城跡ガイダンス施設は、建築家「隈研吾」氏による設計で、外壁には金山城の石垣をイメージした石板が配置されています。施設内では史跡金山城跡の約120年間の歴史を紹介しています。金山と周辺の空中写真や金山城の歴史を想定再現したジオラマなどもあります。金山散策の前に訪れれば、より深く歴史に思いを馳せることができるでしょう。

<夏限定「金山城築城555年記念」御城印>
1. 販売期間:2024年7月2日(火)~9月1日(日) (施設の休館日は販売していません)
2. 販売場所: 太田市立史跡金山城跡ガイダンス施設 1階受付 (太田市金山町40‐30)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:月曜日(月曜休日の場合は翌日)
電話:0276-25-1066
3. 価   格 :300円(税込み)
4. 販 売 数 :おひとりさま5枚まで

 


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