オリジナルのロゴマークが光るパッケージ 八千代町

家族で丹精込めた、滋味あふれる野菜 SNSから出店・販売情報 「ヤマカ農園」 茨城県八千代町



広大な田園風景が広がる実り豊かなまち、茨城県八千代町で野菜を栽培する「ヤマカ農園」を取材しました。

「ヤマカ農園」は現在、2代目の金子幸雄さんが代表を務めています。

市場に出荷するハクサイやキャベツ、サニーレタス、グリーンカール、メロン、カボチャ、トマトなどを中心に、直売所などでも販売しているトウモロコシやナス、ピーマン、スイカなどの野菜を含め、通年で10種類以上を栽培しています。

春は8ヘクタール、秋は11ヘクタールと広大な面積を管理し、家族経営で農作物を作っています。年間を通して休みの時期はなく、常に作物の収穫作業があるそうです。

収穫時期を迎える、加工用のトマト畑

もう少し色づいたら、収穫できるそうです

作業するのは、幸雄さんと妻の江利子さん、娘の彩花さん、息子の直也さん。直也さんは、1年前程から本格的に家業を手伝うようになったそうで、医療事務の本業と兼業になりますが、休みの日はほとんど畑で過ごしているそうです。

それまでは、家業を継ぐつもりはなかったという直也さん。たまたま農作業を手伝ったときに廃棄野菜が大量に出てしまうことに疑問を抱き、少しでも地球に優しい農業ができないか、今は日夜研究中だそうです。

2代目の金子幸雄さんと3代目直也さん

直也さんの家業参加に、いずれは3代目としてヤマカ農園の代表を担ってほしいと、幸雄さんら家族は大喜びしているそうで、直也さん自身もSNSで農園の発信を始めたり、オリジナルラベルを作ったり、直売所に野菜を並べたり、マルシェ出展用のラッピングカーを作成したりするなど、今までやっていなかったことに挑戦し、「ヤマカ農園」を改革中ということです。

直売所の出店では、ご両親の幸雄さんや江利子さんも「今まで聞けなかった消費者の生の声を聞くことができて、作業へのモチベーションもアップしました」と話します。

マルシェで使用しているロゴの入ったラッピングカー

SNS用の写真を撮影する直也さん

取材した日はレタスの種を植え付ける作業の準備で、ビニールシートで土壌の表面を覆うマルチ張りが行われていました。金子さん一家を手伝うのは、インドネシア・バリ島からの実習生6人です。全員20代で、金子さんたちと同じ敷地内で暮らし、仕事にも一生懸命取り組んでくれるので、家族同然の存在とのこと。皆さん、黙々と作業に取り組んでいました。

実習に来て今年で5年目になるディルタさんは、「(あと1年実習をして、)バリ島に戻ったら、また農業(米作り)をやります。レタスをラップでくるむ作業が一番楽しい」と、笑顔で話してくれました。

マルチ張りの作業を黙々とと行う実習生の皆さん

右から4人目がディルタさん

マルシェでの出店や直売所での野菜販売のスケジュールは、農園のインスタグラムから発信してしています。ぜひフォローして、金子家が作る種類豊富な野菜の数々をご賞味ください。

オリジナルのロゴマークが光るパッケージ

ヤマカ農園                                       所在地:茨城県結城郡八千代町村貫526-イ                        Instagram:https://www.instagram.com/yamaka4447/


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