栃木市

紫陽花いよいよ見頃に! 栃木市の名所「あじさい坂」の開花状況をお伝えします



紫陽花(あじさい)の名所として知られる、栃木県栃木市の太平山神社の表参道「あじさい坂」で、あじさいが見頃を迎えています。今週末を前にして、梅雨入りした6月21日(金)に開花状況を確かめてきました。

色とりどりの花が見頃に

「あじさい坂」は太平山の栃木市側の麓から太平山神社までの参道で、梅雨の時期になると約1,000段の石段の両側にセイヨウアジサイやガクアジサイ、ヤマアジサイなど約2,500株が咲き誇ります。

6月8日以来の再訪です。その時はまだ咲き始めといったところでしたが、この2週間でどれぐらい開花が進んだのでしょうか。

例年通り、やはり6月中下旬ともなると見頃になっているようです。麓のあじさい坂入口や六角堂周辺では、青、紫、白…といった色とりどりのあじさいが迎えてくれます。

あじさい坂入口の看板とあじさい

六角堂周辺のあじさい

石段を中ほどまで上ると、よりいっそう大ぶりな花が咲き誇っています。石段を歩きながら見上げるだけでなく、少し立ち止まって麓を見下ろしてみると、また違ったアングルで楽しめます。

あじさい坂中腹のあじさい

麓側を背景にしたあじさい

道路を横切った先にある、立派な隨神門まで来れば太平山神社まではあと少し。ここで謙信平方面にひと休みに行くのもいいですが、神社までの間にも、きれいなあじさいが咲いています。

随神門から太平山神社の間のあじさい

歩いた時間帯は曇りでしたが、湿度が高く汗が噴き出してきました。太平山神社まで上り下りするのはかなりの重労働ですので、服装や水分補給には十分気を付けましょう。

麓の駐車場は有料期間

6月30日(日)まで「太平山とちぎあじさいまつり」が開催中です。麓のあじさい坂駐車場やあじさい坂休憩案内所を会場に、南京玉すだれの演技(23日)、栃木市大平地区名産のぶどうの試食(22日10:00~)などが行われます。

まつり期間中、あじさい坂駐車場の利用には協力金500円がかかります(茶店で利用できる太平山名物の団子100円割引券が付いてきます)。太平山神社に近い大曲駐車場、謙信平駐車場は無料で利用できます。

それと、猪(イノシシ)の出没には要注意です。あじさい坂では6月に入ってから、目撃情報が相次いでいます。

イノシシを見かけた際は、決して近づいたり刺激したりせず、静かにその場を離れるようにしましょう。

太平山周辺の名所ほかにも

太平山周辺にはほかにも、あじさいの名所があります。大平地区側の麓にある清水寺、大中寺も有名です。

せっかくなので足を延ばしてみましたが、こちらも見頃になっていました。近くに茶店はありませんが、あじさいを静かに楽しみたい方にはおすすめのスポットです。

あじさい坂
所在地:栃木県栃木市平井町

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